第九話〜雨の力
テレビ「今日は雨、予報では明日も雨でしょう」
「何で雨なんだろな」
「こんな暑苦しい装備してる時は良いんじゃない?」
「そういう問題か?」
「そういえぱ俺はヴェルグラウに聞きたい事があるのでこれで」
「うむ」
「何か御用で?」
「色々聞きたいんだ」
「やはり聞いてきましたか・・・」
「って事は予測してた?」
「まあそんな所でしょう」
「で聞きた.....」
「分かっていますこのゲームの事でしょう?」
「あ、ああ」
「話は1200年前・・・」
「その時はカラガティアの中で戦争がありました」
「それは我らとバゼラ軍との争い」
「バゼラは強大な力の持ち主、私とヴォルだけではとても敵わなかった」
「その時に人々はこういった」
「『後8人戦闘に優れている者がいれば・・・』」
「その時に私は思った『ならば錬成陣で作り出せば』と」
「だかそれで出来たのはアーマーだけ、肝心の人はいませんでした」
「そして私は8人の人を選びそれぞれに渡した」
「それがこのバザードクリスタル?」
「ええ、」
「でも8人って?」
「ゼルガ、雷旋、隗燕、鎧絶、双紅神龍、浄明、架闘炎、そして、、、、」
「そして?」
「ガルファシア」
「その後に彼ら全てに力をコピーさせ、戦わせました」
「結果、こちらが勝ちました、が」
「?」
「直後にガルファシアが暴走を起こし双紅神龍を2つに分離させたのです」
「そして今いるのがゼルガ、雷旋、隗燕、鎧絶、紅蓮、双弥、浄明」
「架闘炎は?」
「彼は・・・」
架闘炎「ガルファシア、何をしやがる」
ガルファシア「バゼラ側のスパイである俺にこの力を与えたのが間違いだったな」
架闘炎「何っ、貴様は、、、、」
架闘炎「くらえ、捨て身の奥技」
「バキュームパワー」
ガルファシア「なんだと」
「この時に消え去りました」
「が、ガルファシアは消えず、コピードレインとクリエイトバザークだけを持って時元界に逃げました」
「そしてそれから長い間、バザードクリスタルは一部を除いては数々の人に受け継がれました」
「残った物、鎧絶のタイプはロボットに組み込んで使用し、紅蓮と双弥は不老永遠命の術でそのままに」
「ちなみに不老永遠命の術はただ寿命だけを無限にするものであり心臓部を一突きされればそのものの命は――」
「そして今から1000年前のある日、全員の力で何とか彼を封印にまで追いやりました」
「そして封印後の900年間、この道具はゲームとして扱われ、ちゃんとプログラムも安全にしました」
「話を簡単にするとこれは元は敵軍を倒すための兵器・・・」
「そう、そして今、かれの復活が確定した」
「ヴォルからきた報告に書いてある」
「そしてその時代にちょうど初代雷旋の心をも持つ者、すなわち貴方――黄河さんがいる」
「今こそガルファシアを葬るために集まるべきだと」
「それなら俺は何処でも行くぜ、隗燕もそんな調子だったし」
「・・・だがゼルガは・・・」
「ええ....」
「俺なら行くぜ」
「行ってくれるんですか?、ありがとうございます」
「そして、今気になってる事なんだが・・・」
「?」
「どうも雨続きはおかしい」
「同感」
「それは雨の力(レインバザード)です」
「使い道は特に無い、いわゆる気休めのものです」
「ですが耐久だけは高くなってあります」
「ならとっとと済まそうぜ」
「レイ(隗燕)さん・・・・」
そして皆は外に出る
「でもたどり着くまでは雲を越えないと・・・」
「オリジナル必殺技ーっ」
3人「え!?」
「パワーーーーーーーーーーショット」
「ドカーン」
「この位置から5000km以上はなれたいちからあたるはずが・・・」
ドサッ
「よっしゃあぁぁぁ命中!」
3人「(マジで!?)」
「これで雨の力ゲットだな」
「そんな強引な・・・」
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